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キャッスルヒルカントリークラブ
名義変更解除
昨年9月に、民事再生法を申請したキャッスルヒルカントリークラブが、本日11月1日に名義変更を解除した。同ゴルフ場は今年の4月の認可決定後、スポンサー企業、東京建物梶i運営会社潟Wェイゴルフ)への移行手続きを行っていたが、その手続きも終了して、約1年2ヶ月ぶりに名義変更を解除することになった。名義変更料などの費用等は以下の通り・・・
名義変更料
正会員 ¥1,050,000−
相続・贈与 ¥210,000−
同一法人内変更料 ¥262,500−
年 会 費 ¥31,500−
ただし、名義変更解除後、6ヶ月間は猶予期間として来年4月までは半額の¥525,000−とする。
けやきヒルカントリークラブ
民事再生法申請
けやきヒルカントリークラブの経営母体、鰍ッやきカントリークラブが10月31日、大阪地裁に民事再生法の申請をした。鰍ッやきカントリークラブは1988年(昭和63年)に別会社のゴルフ場経営会社を買収目的に設立され、1990年(平成2年)に同ゴルフ場をオープンさせた。オープン当初は来場者数、売上も好調であったが、バブル崩壊後、近隣のゴルフ場との価格競争や集客の面でも苦戦。2003年(平成15年)には一部の金融債権がRCCに売却されるなどしていた。その後、リストラなどをして収益の改善を行っていたが、今後訪れる預託金償還の目途も立たないことから、今回の措置となった。負債総額は約76億円。
つつじヶ丘カントリー倶楽部
民事再生法申請
つつじヶ丘カントリー倶楽部の経営母体、鰍ツつじは10月20日に東京地裁に民事再生法の申請をした。鰍ツつじは1980年(昭和55年)にゴルフ場開発、経営を目的に設立。1991年(平成3年)に同ゴルフ場をオープンした。しかし、オープン以来、来場者数の減少や客単価の落ち込みによって経営は悪化。ゴルフ場運営を潟Gアプレイスに委託するなどして経営安定を目指していたが、預託金問題やゴルフ場の根抵当権を持っていた金融機関の破綻などで厳しい状況が続いていた。負債総額は焼く124億円。
白水ゴルフ倶楽部
民事再生法申請
白水ゴルフ倶楽部の経営母体、日本開発興業鰍ヘ10月12日に東京地裁に民事再生法の申請をした。日本開発興業鰍ヘ1987年(昭和62年)ゴルフ場開発を目的に設立。1993年(平成5年)に同ゴルフ場をオープンした。オープン以来、PGA公式戦(5年シード)フィランスロピートーナメント(1998年)を開催したり、プロゴルファーの育成やアマチュアのレッスン教室にも力を入れるなどしていた。しかし、ここ数年は来場者数、客単価の減少により、収益は悪化。借入金がRCCに譲渡されるなど厳しい運営が続いていた。負債総額は約228億円。
多治見北ゴルフ倶楽部
民事再生法申請
多治見北ゴルフ倶楽部の関係2社、多治見北開発汲ニ椛ス治見北ゴルフ倶楽部は10月6日、東京地裁に民事再生法の申請をした。多治見北開発鰍ヘ1989年(平成元年)に設立。平成7年に住友信託銀行の関連先となり、同ゴルフ場の建設を開始した。椛ス治見北ゴルフ倶楽部は平成12年4月に四日市、芸濃、加賀セントラルを経営するセントラルグループの傘下となり、平成13年にパブリックコースとして同ゴルフ場をオープンした。場所が名古屋市の近郊でアクセスが良い為、オープン当初から人気を集めた。しかし、開発当初の借入金の負担は大きく、また、運営委託先のセントラルグループの各社が今年の1月11日に民事再生法の申請し、経営から離れたこともあり、民事再生法による再建を選んだようだ。負債総額は約400億円。
シンコーグループ
譲渡先決定
今年の2月10日に会社更生法を受けた潟Vンコーグループの系列6コースの譲渡先が決定した。譲渡先はオリックス鰍ナ、運営は系列のオリックス・ゴルフ・マネジメント鰍ェ行う。同社は先に富士カントリーグループの9コースを取得しており、これで系列コースは22コースとなった。この地区では富士OGMエクセレントクラブの4コース、稲武OGMカントリークラブ、小萱OGMチェリークリークCCに、グリーンハイランドCC(三重)が加わり7コースとなる。
小萱OGMチェリークリークカントリークラブ
名義変更解除
旧富士カントリー系列で、オリックスグループのオリックス・ゴルフ・マネジメント鰍ノ譲渡された、小萱OGMチェリークリークカントリークラブ(旧小萱チェリークリークCC)が10月1日に名義変更を解除する。詳細は以下の通り・・・
名義変更解除日 平成17年10月1日
名義変更料 1,050,000円(税込)
年会費 25,200円(税込)
スコットヒルゴルフクラブ
民事再生法申請
スコットヒルゴルフクラブの経営母体、叶ホ狩ゴルフ場が9月27日、札幌地裁に民事再生法の申請をした。叶ホ狩ゴルフ場は1971年(昭和46年)にゼネコンの樺n崎工業と関連会社の出資で設立し、スコットヒルゴルフクラブの運営をしていた。オープン当初は売上も好調であったが、ここ最近は来場者数、客単価ともに減少し、業績は悪化。その後、会員の預託金問題や主力銀行である北海道拓殖銀行の経営破たんなどが重なり、今回の処置となった。負債総額は約57億円。
信和ゴルフグループ
民事再生計画案可決
昨年10月に大阪地裁に民事再生法の申請をした、信和ゴルフグループ5社の再生計画案が9月26日に可決して、約1年をかけて認可が決定した。会社側の民事再生法に対して、一部債権者から会社更生法の申立がなされたが、7月19日に大阪地裁は社更生法手続の開始を認めず、そのまま、民事再生法手続を続行することに決定していた。
再生計画案の概要は以下の通り
弁済金
一般債権者は預託金の95%をカットして残りを、平成18年5月末を初回に10回で弁済する。継続会員は預託金の70%カットして残りを新預託金とする。(10年据置、抽選弁済)
○年間の弁済額の上限は1億7千万円。
○継続会員の弁済は抽選で行う。不平等を避けるため金利を付ける。(年0.5%)
○退会会員は年会費を支払うことを条件に、弁済期間中もプレー権を与える。ただし、クラブ競技会の参加資格はない。
株式制の導入
経営の透明性を高める為に、会員に対して信和ゴルフ鰍フ全株式を所有する『信和ゴルフサービス梶xの株式を信託譲渡する。(無償)今後、会員は信和ゴルフの預託金証券と信和ゴルフサービス鰍フ株式がワンセットとして譲渡を行う。
名義変更料、年会費
名義変更料5万円(税別)、年会費3万6千円(税別)
ユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部
債権者説明会
9月8日に行ったユーグリーン中津川ゴルフ倶楽部の債権者説明会の議事録が手に入った。内容は以下の通り・・・
民事再生法の申立理由
昭和63年から平成6年まで会員募集を行い、949名より約112億円の払い込みを受けた。開発費用はほぼ同額の約113億円だった。しかし、ゴルフ場経営は非常に厳しく、経費削減と女子プロのトーナメントで知名度のアップに努めたが、営業開始以来の赤字は解消できず、累積損失が約10億円となった。
平成17年3月に資産の時価評価したところ、現在95億円ほどの債務超過状態であることが判明。しかも、平成10年の償還対策で会員権の分割と10年延長した会員権が平成20年に償還日が来るが、現時点で返済資金はない。しかし、預託金問題が解決されれば、継続的な運営は可能として民事再生手続きで再建を目指すことにした。
今後の予定
親会社のユニーと新スポンサーから資金を投入して、預託金の50%の配当を行う。新スポンサーは、会員のプレー権確保を第一条件とする。
10月13日までにメンバーは債権者届を名古屋地裁に提出。11月中旬までに新スポンサーを選定して、再生計画案の草案を作成し、第2回債権者説明会で発表する。12月中旬までには最終案を作成して、平成18年2月頃に債権者集会にて決議される。同意が得られれば、5月頃に債権者に配当を行いたい。